PROJECT STORY
プロジェクトストーリー
電力システム改革や再生可能エネルギー・脱炭素エネルギーへの転換など、日本の電力を取り巻く環境は今、かつてない変革の只中にいます。
OCCTOが取り組むプロジェクトは、そんな全国の電力供給に深くかかわる大きなスケールを持つもの。
幾多の困難を乗り越え、社会的使命を果たすために奮闘した、挑戦の軌跡をご紹介します。
OCCTOが取り組むプロジェクトは、そんな全国の電力供給に深くかかわる大きなスケールを持つもの。
幾多の困難を乗り越え、社会的使命を果たすために奮闘した、挑戦の軌跡をご紹介します。
ストーリー一覧
北海道胆振東部地震による
北海道大規模停電の検証
2018年9月 - 2018年12月
国内初の全域停電。電力インフラの
「当たり前」を守る検証
2018年9月、北海道胆振東部地震で国内初の全域停電(ブラックアウト)が発生した。当時の経済産業大臣の指示を受け、OCCTOは中立・公平な立場で検証委員会を設置。世間の高い注目の中、電力の需要が高まる冬季を目前に、原因究明と再発防止策の策定に奔走した。短期間で原因の分析と報告を実施し、日本の電力網の強靭化に寄与するまでの軌跡を追う。
容量市場の開設とメインオークション・
長期脱炭素電源オークションの運営管理
2017年 - 2024年
日本の電力インフラを支える、
前例なき市場創設。
将来の電力を安定して届けるため、日本初の「供給力(発電することができる能力)を取引する市場」(容量市場)をゼロから創設するプロジェクト。OCCTOは市場管理者として、まず4年後の供給力を確保する「メインオークション」を2020年から開催。さらに2023年からは、脱炭素電源の新規投資を促し、原則20年の供給力を確保する世界初の「長期脱炭素電源オークション」を導入した。日本の電力インフラを支えるこの二つのオークションの運営を通じて、電力の安定供給に貢献するまでのプロセスを紐解く。